
女性の身体は、思春期に子供から大人へ劇的に変化をしていきます。身体がだんだん丸みを帯びていき、胸も膨らんでいきます。そしてやがて初めての月経が起こるころには、男性とは全く違う性の身体の仕組みを実感することになります。
女性の体には、約一ヶ月に一度、月経を起こすホルモンの流れがあります。このホルモンの流れというのは、体のすべてを司っている中枢神経と卵巣の働きによって、決まったリズムを作り出しています。 この思春期の劇的な変化は、女性としての身体の基本的な働きが始まったことを意味しています。思春期の後、ライフスタイルや精神的な面でも女性の人生自体を変えていくこととなります。
劇的な変化をもたらしたのは、女性の内性器の一つである「卵巣」が大きな役割を果たしています。
思春期以降、脳から司令を受けて、周期的に卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つの女性ホルモンが分泌されます。女性らしい体つきを作り、健康や精神状態を安定させる女性ホルモンは、そのバランスが女性の心身の健康に大きく影響しています。
そのような意味で、卵巣は女性の身体を健康に保ち、活発に活動させるためのまとめ役で、閉経を迎える更年期の問題をも考える上で重要な役割をもっています。卵巣が女性の身体の時期とともにどのように関わり、どのように変化するかを考えることで、更年期の問題も解決する方法が見えてきます。