
女性ホルモンの減少を補填するために、女性ホルモン剤を投与する方法があります。女性ホルモン剤には、さまざまな効果があります。
まず、更年期障害によって引き起こされる症状の不眠やうつ、ほてりなどの改善効果があります。更年期障害の治療には女性ホルモン剤の投与が一般的に行われています。 女性ホルモン剤の投与は更年期障害の治療だけでなく、ほかにも効果があるとされている症状の緩和があります。
アルツハイマー型痴呆症は、女性ホルモンが密接に関係していて、ホルモンバランスが崩れるとなりやすいと言われています。ある時アルツハイマー型痴呆症の人に女性ホルモン剤を服用した結果、痴呆の程度が改善された効果が認められました。脳内の血液の循環に女性ホルモン剤が作用し、脳細胞を活性化させる効果が認められています。
更年期以降、閉経を過ぎた女性には性交時に痛みが走るということが顕著になってきています。これは女性ホルモンの減少によって身体に潤いがなくなったことで、腟内の潤滑油が減ったような状態になり性交痛を伴います。女性ホルモンの減少することと性欲とは因果関係がありませんので、パートナーとの関係に影響を及ぼしかねません。膣壁が傷ついて炎症をおこすこともあります。このような症状のときにも、女性ホルモン剤を投与することで、改善効果がみられます。
ただし、以上のような効果がある反面、副作用があることも認識しておかなければなりなせん。医師の診断をうけ、相談のうえ処方してもらいましょう。ホルモン剤の個人輸入などは、正しい知識をもって自己責任で行う必要があります。