
女性も男性も、それぞれ女性ホルモン・男性ホルモンの分泌量で、個人個人の身体の性質が決定されてきます。そして年齢と共に分泌量は変化しています。
男性ホルモンの場合、思春期に一気に増加した分泌量が30代でピークを迎えます。そして65歳くらいまで横ばい状態が続いていき、その後だんだんと減少していきます。
一方女性ホルモンの場合、分泌量は20~30代でピークを迎え、そのあとは徐々に減っていきます。そして50代にはいって急激に減少します。女性ホルモンのバランスが崩れる事によって、生理不順や更年期障害の症状に陥ることは良く知られています。それに比べ男性ホルモンの異常が原因で引き起こされる病気というのはあまり聞かれません。
女性の健康面や美容面で女性ホルモンの分泌が、身体に良く作用してくれそうだと思われがちで、女性はいつまでも若々しくいたいと思い、女性ホルモンをたくさん摂取したいと考えてしまいます。だからといって、すぐに女性ホルモンを摂取しようと考えるのは少し短絡的です。
例えば、「エストロゲン」だけに注目して、それだけを多く摂取すると、乳がんや卵巣がんなどになりやすくなる原因となります。ようするに大事なのは自分の年齢や生活サイクルなどを考慮したうえで、取込まれているホルモンのバランスを整えていくことです。 女性ホルモンの分泌量は、睡眠不足や運動不足、不規則な生活、ストレス、肥満さらに急激なダイエットなど環境の変化によってすぐにバランスを壊してしまうものです。普段の生活の中で、バランスを保つように注意したものです。